お客様の製品品質の向上および最適化に貢献するため、アリオンは新型コロナウィルス対策に対する応援企画の一環として、4月に日本、台湾そして中国、それぞれの市場向けに無料オンラインセミナーを開催しました。開催テーマは、スマートホーム関連製品から、アクセスポイント/ルータ製品、スマートスピーカーなどの関連製品に関する認証・検証ポイントについて説明しました。また、参加者から頂いた質問についても、QAタイムに講師がリアルタイムに質問を確認し解説するなど、内容盛りだくさんのセミナーとなりました。 今後も幅広い分野に対する最新情報をテーマとしたオンラインセミナーを継続的に企画する予定ですので、次回実施の際はぜひご参考ください。

USB規格団体であるUSB-IFは4月30日に、「USB Type-C Connectors and Cable Assemblies Compliance Document Revision 2.0」の最新バージョンを公開しました。また、仕様資料はUSB公式ウェブサイトからダウンロードできるようになりました。これにより、「USB4TM　Gen3　ケーブル・コネクタ」認証プログラムの詳細はまもなく公開され、認証試験の実施はUSB-IFのアナウンス次第正式開始すると予測されます。

疑う余地もなく、8Kテレビは将来ますます普及していくでしょう！しかし実現すべき8Kの理想と現実との間には、まだまだ大きな隔たりがあります。2019年は8K元年であり、各テレビメーカーは積極的に自社の8Kテレビの開発に力を入れました。HDMI 2.1インターフェースやピンの位置は従来のバージョンから変更されていませんが、HDMI 2.1の新しい8K規格は従来のHDMI 2.0の4K規格とは違う技術であり、従来のHDMIバージョンより更に厳格で複雑なものになりました。

最近HDMI Forumにて最新版のCTS 2.1c for Sinkが発表されました。このテスト規格の最大のポイントは、FRL Sinkにあります。FRL (Fixed Rate Link)伝送技術はHDMI 2.1データ伝送で用いられており、8K映像でも使われています。その特徴は以下の通りです。